群青のファンファーレ10話の感想

 

 どうもホームエンジョイナーです。

 

 実際の競馬はもちろん見ていますが、

 実は現在放送中のアニメである

 「群青のファンファーレ」も見ています。

 

 騎手を目指す中での体重の問題やけがの問題など

 いろいろとぶつかりそうな壁が描かれた1年目。

 そして今は2年目になり、

 トレセンでさまざまな厩舎に所属して

 実際の厩舎の仕事に携わっているシーンが描かれています。

 

 前半はアイドルから競馬学校に通っているが故の

 事務所の社長との衝突や葛藤が多く描かれていましたが、

 最近は実際のトレセンの様子などが描かれていて

 最近の方が好きですね。見ていて勉強になります。

 

 ここ最近はオーナーから注目の産駒を預けられた

 皇厩舎が中心に描かれていました。

 「ディープインパクト新馬戦→若駒ステークスという

  レーススケジュールを再現して出走させるように」

 とオーナーから指示されている場面もありましたね。

 実際の厩舎運営にも同じような場面はあるのでしょうか?

 

 結果的に若駒ステークスでは負けてしまった

 オークダイヤモンド(キラリン)でしたが、

 調教師の指示に従わず、

 勝手な判断で馬群に突っ込んだ騎手はクビになってましたね。

 競馬を見ているだけのただのファンにはわかりませんが

 実際のレースでも似たようなケースはあるのでしょうね。

 

 その後は馬群を怖がる癖を見抜いたり、

 シャドーロールなどの対策を講じることで

 弥生賞を逃げ切り勝ち、

 皐月賞、ダービー馬への道を切り拓いていました。

 

 次に描かれたオークネイチャ(キスケ)の引退レースの阪神大賞典

 足の違和感に気付くシーンや、

 オーナーの娘も馬を非常にわいがっているシーンが描かれており、

 なんだか嫌な予感がしましたが、

 その予感は的中し、レース中の予後不良という展開。

 すごく悲しいシーンでした…

 

 馬の声や感情などを

 感じ取れる描写がされていた駿も

 気丈には振る舞っていましたが、

 予後不良後にオークダイヤモンドの声が聞こえないことで

 次回以降、大きな壁にぶつかっていきそうです。

 

 それにしても、駿の調教師としての才能

 馬の観察を通じて、状態、感情をつかむ能力は

 皇厩舎にはなくてはならない大きな力でしたね。

 

 駿自身はそうした能力を

 昔から自然に身に付けていた様子でしたが、

 予後不良後に、その能力を失ったことを自身で気づき、

 ショックからか、厩舎から姿を消すことになってました。

 

 騎手を目指すということに気負うことなく、

 いつも馬との自然な交流を楽しんでいた駿。

 その交流の機会(能力)を失ってしまった駿にこの展開はきついですね。

 

 確かに駿の挫折は

 このような形にしなければ描けなかったかもしれません。

 この先、話は一体どう展開していくんでしょう…