POG指名馬選びについて①~血統の近い活躍馬編~

 

 どうもホームエンジョイナーです。

 

 これからは不定期でPOG指名馬選びについて

 気になっていることを書いていきます。

 今回は血統的に近いとされる活躍馬との関係についてです。

 

 POGでの指名馬選びにおいて要素となる情報はいくつかあると思います。

 おそらく、そのうちの一つに近親の活躍馬が挙げられます。

 

 まず気になる点①です。

 本日(6/1)のゲート合格馬に「ショウナンハクウン」がいます。

 セレクトセールにおいて1億7600万で落札されてた注目馬ですね。

 馬主は「ショウナン」でおなじみの国本哲秀さまです。

 

 この馬は姉にG3のダービー卿チャレンジトロフィーや、

 クイーンステークスの勝ち馬テルツェット(父ディープインパクト)がいます。

 母馬は同じラッドルチェンドであり、

 ショウナンハクウンの父はダイワメジャーであるため、

 テルツェットの半弟と表現されます。

 ここまではある程度常識として学んできていることと、

 しっかりとした血縁関係があるので違和感はないのですが、

 気になるのは次の点です。

 

 ショウナンハクウンの他の紹介文に

 「叔母、ラヴズオンリーユーオークスなどG14勝

  叔父リアルスティールドバイターフの勝ち馬」ともありました。

 確かに祖母が同じため、血縁関係はあるのでしょうが、

 一体どこまで信じていいんでしょうか…?

 まあ血筋としてはイメージはできますが、

 立派な産駒を生み出している繁殖牝馬

 今回でいうとラヴズオンリーミーが母の姉妹にいると

 どこまでもその情報が付きまとい、

 毎年多くの競走馬に該当するようになる気がします。

 正直なところ今はあまり参考にしないようにしていますが、

 皆さんがどこまで参考にしているのか気になりますね…

 

 次に気になる点②は

 例えば本日(6/1)のゲート合格馬に

 「アスクエピソード」という競走馬がいます。

 馬主は名前からわかると思いますが、廣崎利洋HDさまです。

 この馬は姉にストレイトガールがおり、

 ヴィクトリアマイルの連覇やスプリンターズステークスの勝ち馬。

 そんな情報を受けるととても魅力的で指名したくなりますよね。

 

 このストレイトガールアスクエピソードの関係は

 同じ母馬ネヴァーピリオドから生まれており、

 父親が、フジキセキハーツクライとそれぞれ異なるため、

 アスクエピソードストレイトガールの半弟と表現されています。

 

 「フジキセキハーツクライって何年空いてるんだ…」

 と感じたことがきっかけになっているのですが、

 多くの産駒を輩出している母馬に対して

 どこまで兄弟の活躍を信じていいものか

 ということが二つ目の気になっている点です。

 

 今回のケースであれば、

 2009年度産駒ストレイトガールと2020年度産駒アスクエピソードであり、

 母は同じなので血筋的な違和感はないのですが、

 競馬界の10年というのは非常に長いスパンであり、

 フジキセキに関しては母父として良く名前が挙がっているレベルです。

 

 最近はレコードタイムなどが更新されているシーンも多く、

 あのディープインパクトの記録なども破られているため、

 年々競走馬全体のレベルが上がっている可能性もあるのかなと感じています。

 (もちろん、昔の名馬より今の馬の方が強いと言いたい訳ではないです)

 その点で母が同じとはいえ、

 年の間隔があいた兄弟をどこまで信じていいのか。

 この点について多くの人がどう考えているのか気になりますね…

 

 これらの点は、

 これからの1年でゆっくりと検証していきたいですね。